


入学する前
みなさんは東大生と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
ボクは推理ドラマに出て来るような観察力があって、事件解決の時は早口でまくし立てる名探偵!
みたいな人たちだと本気で思ってました笑
ボク自身おしゃべりするのが好きなので入学する前からワクワクしていました。
入学した後
キャンパスに入った途端
「あれ、、、。なんか静かだぞ。」
まあ本当にキャンパス中から面白い冗談が常に聞こえていたらちょっと怖いですけど、
なんだか静けさに包まれています、、。笑
むしろ人の気配よりも木の葉の擦れる音や鳥の鳴き声が気になるぐらいです。
なんか変だなと思いつつも東京大学のキャンパスは広く、敷地を横断するのに徒歩で
10分以上かかるのであまり気にはしませんでした。

東大のキャンパス
そして友達と触れ合っていく中でちょっとした違和感が、、、
おしゃべり好きな友達ももちろんいるのですが、
冗談などは言わず、なかなか会話が続かない友達が高校のときよりも明らかに多い気が、、、
きわめつけにボクにとって印象的な出来事が起こってしまいます。
それは夜キャンパス内を歩いていたときのこと、
前方から早口でブツブツつぶやきながら若い男が歩って来ます。
しかも表情を見るとニヤニヤしており明らかに不審者感が漂っています。
「これ、、、刺される?!」
と、とっさに最悪の事態が頭をよぎりましたが、
次の瞬間あることが判明しました。
不審者が高速でつぶやいていたのは全て数式だったのです。
不審者はただの東大生だったんです、、、、。
「東大生ってもしかしてコミュ症なのでは、、。」
ボクの中で
東大生=コミュ症
の方程式が完成した瞬間でした。
東大生に自閉症傾向があるのは統計的にも明らか
自閉症傾向とは色々な解釈の仕方がありますが、
ここでは簡単に自分の内側に関心が向きやすいことと思ってください。
つまり自閉症傾向≒コミュ症ということです。
じつは東大生は統計的にみても自閉症傾向を確認できます。
心理学の研究では人に対して調査を行ってデータを収集し、
統計分析をするのですが、
東大生を対象に調査を行うと自閉症傾向があるため結果に狂いがでます。
実際にボクもなんども結果に狂いが生じてしまい大変だった経験があります、、笑
そうして東大生を観察していくうちに自閉症傾向と高学歴には関連性があり、
東大生はだいたい3タイプに分類できることに気づきました。
タイプ1:自閉症傾向
東大生にもっとも多いのはこのタイプです。
あくまで体感ではありますが約5割(多い笑)がこのタイプに当てはまります。
なぜ自閉症傾向がある人が東大生に多いのか。
つまり自閉症傾向のある人が高学歴で勉強が得意なのかというと、
勉強という作業を行う適性が高いからとボクは考えています。
勉強っていやですよね?
じっと椅子に座ってるのって苦痛じゃありませんか?
これは当たり前のことで多くの生き物でも身動きできなかったり
集中し続けたりすればストレスを感じます。
人間にとっても同じことでじっと集中しなければならない勉強は
大きなストレスを感じます。
ところが自閉症傾向のある人は自分の内側へ関心が向いています。
外側で起こっている出来事もあまり関心が向きません。
自分自身の内側にある疑問に集中し続けてもあまり苦痛を感じないのです。
そうするといくらでも勉強していられます。
勉強は作業の側面が大きいですからやればやるほど
どんどんできるようになります。
結果的に高学歴になるというわけです。
裏を返すと頭の回転が早くなくても天才でなくても
適性があれば高学歴になれるということですね。
タイプ2:普通の人
東大生に次に多いのがこのタイプです。
約4割がこのタイプに当てはまります。
このタイプの人は良くも悪くも普通の人で、
自閉症傾向もありませんし、特別頭の回転が早いわけでもありません。
ただし育ちがよく品行方正な人が多いです。
幼少のころから真面目に勉強を積み上げて東大生になり、
訓練によって高い能力を手に入れているという感じです。
逆にこのタイプでありながら幼少の頃はあまり勉強していなかった
という人は少ない印象です。
タイプ3:天才
約1割がこのタイプに当てはまります。
頭の回転が信じられないぐらい速かったり
洞察力が鋭く会話しているだけで考えていることを当てられたり
3ヶ国語以上の言語を話したりと
すごい人も確かにいます。でも数はとても少ない印象です。
まとめ
自閉症傾向は誰にでも少なからずあるもので、
自閉症傾向自体が良いわけでも悪いわけでもありません。
また自閉症傾向があり頭の回転も速く、幼少のころから勉強も
よくしていたなど複数の要因が絡み合って結果は生み出されます。
一方で東大生ともいえども天才的な人はとても少ないです。
スポーツで短距離も長距離も得意な人がいないように
頭の良さも得意分野がありオールマイティではないようです。
そう考えると人間の頭の良さにもキャパシティがあるのではないかと思います。
以上、東大生はコミュ症という話でした。
最後まで読んでくださってありがとうございます!