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コラム

芸術ってなに?芸術が人を感動させ価値がある理由

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音楽を聴けば感動し絵を見ればすごいと思う

芸術という現象は小さいころから体験していても

芸術とそうじゃないものの違いってなんだろう?

どうして感動するんだろうと不思議に思ったことはありませんか?

 

ボクは小さいころからずっと不思議でした。

 

でもそんなある時、芸術の仕組みを知れて

心の底からなるほどと思いました!

 

芸術ってこうなってたんだ

だから人を感動させて

だから価値があるんだ

と納得してすごくスッキリしました。

 

また吹奏楽部やオーケストラ部、美術部、美大生、趣味が芸術活動の人こそ

芸術の仕組みを理解する必要があります。

 

仕組みを理解しているから改善点を分析できる

改善点がわかるから効率的にアプローチできる

仕組みの理解は芸術性の高い作品を生み出す秘訣です。

 

 

音楽を具体例として説明すると

音楽を例にとって説明しましょう。

 

人が叫んでいたり、鳥がさえずっているのを想像してください。

「あ、なんか泣いてるな」

「悲しいのかな」

とは思っても感動したりはしませんよね?

 

一方で音楽を聴くと心の琴線が揺れて感動します。

両者は同じ音なのにどうして違いがあるのでしょうか?

その違いは

ロゴスという枠組みの中にパトスという人間の感情が入っているか

ということに集約されます。

 

 

ロゴスとパトス

ロゴスとパトス

ロゴスとパトス

 

 

ロゴス=理性

パトス=感情、精神、魂

 

ロゴスとは人間の理性や知性といったものです。

動物もロゴスはもっていますが

人間のように複雑な理論を操れないことからも分かるように限りがあり

複雑で大きなロゴスは人間に特有のものです。

 

パトスとは人間の感情や精神、魂、思いといったものです。

動物にも感情がありますし、パトスももっています。

 

 

ロゴスという枠組みにパトスが内包されているものが芸術である

ただ叫んでいるだけでは自分の感情をダダ漏れにしているだけで芸術にはなりません。

 

「伝えたい気持ちがある、感情がある、思いがある、魂がある」

 

パトスを相手に伝えるためには相手にとってもわかる法則にしたがって伝えなければ伝わりません。

その法則がロゴスであり

音楽の場合は音律や音程、メロディと言われるものです。

 

一方で動物は人間ほど大きな理性、ロゴス を持っていません。

だから感情のままに鳴いたり行動するだけで、他者を感動させることはできません。

だから動物は芸術を行うことはできません。

芸術は人間だけに許されたとても贅沢なものだということですね。

 

伝えたい思い、魂、パトスがあり

それを理性、法則、ロゴスという枠組みに入れて他者にも伝わるようにする

だから芸術は人を魅了し感動させ、価値があるものなのです。

 

 

芸術性を高めるには?

美術部や吹奏楽部の人

趣味で芸術活動をしている人

美大生の人

より良い芸術を生み出すために日々努力をしているのではないでしょうか。

ですがただ闇雲に努力するよりも芸術の仕組みがわかっていれば

ずっと効率的に努力できます。

つまりロゴスとパトスを高めれば良いのです。

 

 

ロゴスとパトスの性質の違い

ロゴスとパトスはどちらも芸術には不可欠なもので

欠かせないものだということはおわかりいただけたと思います。

 

ですが両者には性質上の明確な違いがあり、現在の傾向としては

ロゴスが重要視され過ぎています。

 

ロゴスとパトスの決定的な違いは

測定可能かということつまり定量化できるかです。

 

ロゴスは目や耳で直接観測できます。

音楽でいうと音程やリズムは正確に測定できる、つまり定量化できますよね?

ロゴスは計測できるため、誰の目にも明らかで

評価しやすくわかりやすい性質をもっています。

 

一方パトスは感情は心、魂といったものなので感覚器官で観測できず

心で感じるものです。

当然計測することはできず、定量化もできません。

人によって作品との相性が悪かったり

感じることさえできなかったりするため評価や扱いが難しく

軽視されてしまいやすい側面をもっています。

 

裏を返せばパトスをより重視する作品を創れば

より価値を生み出せるかもしれません。

またロゴスとパトスのバランスを注意しながら努力すれば

より効率的に芸術性を高められます。

 

 

どちらにせよロゴスもパトスもかけがえのないもの

バランスが崩れては価値のある作品にはなりません。

 

またロゴスがなければ伝わらない、芸術にはならないとはいえ

伝えたい中身自体はパトスです。

実際、超絶技巧の演奏などいくらロゴスが高い芸術に触れてもボクは

「すごいなぁ」

とは思うけどほとんど感動しません。

 

それよりも技巧は拙くてもとても心を込めて演奏されているパトスの高い芸術は

とても良い演奏だなと感動します。

 

 

まとめ

ロゴス(理性)という枠組みの中にパトス(感情)が内包されているものが芸術です。

 

ただ感情のままに叫ぶだけでは人を感動させることはできません。

感情を伝えるためには理性という手段で相手に伝わる形で表現する必要があります。

 

だから芸術は人に伝わり、感動させることができるのです。

 

芸術活動をしている人にとっても芸術の仕組みの理解はとても重要です。

仕組みが分かるから改善点がわかり

改善点にアプローチすることができるからです。

 

芸術性を高めるためにはロゴスとパトスを高めること。

その際にロゴスとパトスのバランスが崩れていては

芸術性が低下してしまうため、バランスよく努力することが

良い芸術作品を生み出す鍵になります。

 

 

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